★社会問題★



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★今までにあった社会論の代表例★

ヘーゲルの「弁証法」などが近代では代表的なものですが、これは図のように「テーゼ(それまでの社会)アンチテーゼ(それまでの体制に反対する思想)ジンテーゼ(テーゼ・ジンテーゼを包含した新しい社会)というパターンをらせん状に繰り返して、進化していく。」というもので、マルクスなどの共産主義理論などは、これに基づいて構築されています。でも、ご存知のように「崩壊」してしまって、この理論が間違いであったことを立証してしまいました。(-^○^-)












★おいらの社会論=自然地理学的社会論★

1.まず、原始時代、餌のとり方の上手い下手や、猿社会的な「群れのリーダー」はいたとしても、基本的に大差はなく、「平等」でした。「平地」の状態に社会はありました。







2.そこに、新しい技術(農耕・土木・金属加工など)の技術を開発・あるいは他の集団から学んだものが、技術・知識を子孫に伝えることで、「富」を蓄積し、次第に貴族・王侯となり、他の者より優位に立つことでピラミッド型(山型)社会が出来ます。日本だと弥生時代〜平安中期くらいかにゃ。(^ω^)
















3.すると、それらの「王侯・貴族」に使われ、実務で庶民の管理をしていた下級貴族や上級庶民の中から、技術・知識を習得して、「富」を蓄積し、山のてっぺんである「王侯・貴族階級」を脅かし、実質的に社会の実権を握り始めます。平安中期〜江戸時代初期くらいかにゃ。(^ω^)





4.で、山のてっぺんが崩れたあと、今度は支配者である「武士階級」の持つ知識が「一般庶民」に伝わって行きます。すると「一般庶民」から「大商人」などが出て、実質的に「武士階級」より優位に立ちます。「山」がさらに崩れて行く訳ですね。江戸時代初期〜明治中期くらい(^0^)





5.そうすると、一般庶民の中から「国会を開け!」「自由民権運動」とかが盛り上がってきて、事実上旧「武士階級」「貴族階級&大名」などの名残である「士族」「華族」より「大資本家」の方が力を持つようになります。さらに山が崩れて、平坦で昔の平地よりは高さの高い「台地状社会」へと向かうわけです。明治中期から第二次大戦敗戦まででしょうか。





6.最終的に「米軍から与えられた民主主義」ではありますが(おいら的な社会観からいくと、与えられなくても、いずれそうなってた)「お金もち」「会社のオーナー」「政治屋」とか「社会的地位」「収入の差」による高低の差はあっても「身分・階級」の差(例え、社会的地位の高いひとでも違法行為をされたら、制度としては告訴できる)は無い社会「台地状社会」が出来たのです。\(^0^)/
ただ、喜んでばかりもいられません。「次に台頭するべき階級」がいない「最終的な社会形態」であるということは、この「現代社会」が守れなければ、人間社会が崩壊するしかない!ということです。地理学からいくと、台地が崩れたら何になるでしょう?台地のあちこちにヒビが入って(おいらは、今の社会はこの状態にあると思っている)そこから崩れ始め、高い部分と崩れた部分が2極分化し、最後は全て崩れて、平地(原始時代に戻る)になります。
つまり、今、社会の「ヒビ」や「崩れ」を「補修」しなければ、我々の子孫たち(おいらには居ないけど、社会として)に「未来」を残してあげられない!ということを意味してます。さあ、一緒に考えましょう!未来のために!

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