★教育問題★



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★「教育は経国の大業」★

「文章は経国の大業なり」という言葉がありますが、単に「読み書き」を教えるというだけでなく、「国民の教育レベルの高低」は「国」という一つの集団を維持・運営を左右する「大問題」の一つです。

★ゆとり教育の弊害★

少し前まで続いていた文部省(現文部科学省)の「ゆとり教育」という名の「おバカさん大量生産教育」もさすがに子供の学力低下を受けて修正が図られましたが、なぜ、「ゆとり」ではいけなかったのでしょう?実は人間の脳や臓器は使わなければ発達しないのです。特に「脳」は子供の内に有る程度「つめこみ」ではあっても、色々な知識を憶えさせないと神経線維の密度が(樹状突起同士のつながりの多さが)増えないのです。人間がオリジナルのアイデアを思いつくには、一定のパターンがあって、まず基礎となる知識を暗記する→自分が考えたい問題について悩む→行き詰って放り出す→リラックスした時、アイデアが閃く。という例が数多く見られます。(ベンゼンがベンゼン環を思いついた時など)でも、その前提である「知識の詰め込み」がないと「脳」は「基礎になるデーター」がないので、「応用」も「アイデアの思いつき」もできません。これでは今後「技術立国」を目指す日本としては、深刻な「人材不足」になってしまいます。

★教育の基本は「庭の教え」★

「学校」という教育現場自体も色々な混乱や教師の不祥事などがあいついでいますが、教育を「学校まかせ」にしないで欲しいと思います。昔からある言葉ですが教育の基本は「庭の教え」家庭教育です。と言っても「勉強しろ」と口やかましく言うことか?というと違います!まず、無言で両親が一生懸命何かを(仕事とか)してるところを見せるとか、人間としての倫理観とか、子供の「好奇心」を伸ばしてあげるとか、などです。「子供は親の背中を見て育つ」は本当です。

★教師の選別が進む★

「教育」という仕事でも今の社会を反映して、「少なくとも教師という職業の人間がしてはいけないだろう!」という「職業倫理」に反する事件(教え子の盗撮・援助交際・ストーカー行為など)が多発しています。少子化が進行するなか、「教育」という市場が縮小していくため、こうした「不適格」な教師は段々教育現場から追放される運命にあると思われます。

★「押し付け」や「ゆとり」ではなく「知的好奇心」を★

ネットで何十人かの子供たちと話をする機会がありましたが、共通してることは「勉強嫌だ・つまらない」という意見が多かったことです。人間は無理に押し付けられたりすると反発します。「嫌な事でも義務は果たさねばならない」ことも教えねばならないのですが、それ以上に「新しい知識を得たい」という「知的好奇心」を育てる教育を目指すべきだと思います。「親や先生から命令されて勉強する」から「勉強が面白いからしたい」に何とか工夫すべきだと思います。

★この分野で扱う問題★

教師の職業倫理問題   もっと理科・社会を   学校の安全管理