★外交・防衛問題★



(平成17年度防衛白書より転載)

★国同士の関係は暴力団同士の関係に似ている★

余りいいたとえでは無いですが、今の世界の「国同士の国際関係や外交」は「暴力団の縄張り争い」に似ています。例えば、ソ連崩壊前の国際情勢は「広域暴力団アメリカ一家・西側陣営」対「広域暴力団ソ連一家・東側陣営」という具合に大体は2分割されていたのですが、現在は、ソ連崩壊後「広域暴力団アメリカ一家」が国際関係では群をぬいてしまい、他の「核兵器保有国」が少しは自己主張できるという状況になっています。

★領土問題=縄張り争い★

現在、わが国も「北方領土問題」「尖閣列島問題」「竹島問題」「中国とのEEZ(排他的経済水域)問題」などを抱えこんでいますが、これは、単に自国の領土を他の国に盗られてしまった(外交力が無かったせいもある#−−)というだけでなく、「漁業資源」「海底資源」といった、暴力団でいう「しのぎ」の問題が、資源が段々少なくなってくる中激化しているせいです。

★自分の国は自分で守る★

以前社会党とかが、「非武装中立論・自分の国が武装しなければ周りの国も攻めてこないという非現実的な考え」などを唱えてましたが、残念ながら、「人類という生き物」はそこまでまだ「大人」になっていないのです!(^^;孔子が論語で言ってたように「己の欲するところに従えども則を越えず・好きなように行動しても社会や世の中の道徳、法を踏み外さない」というほど進化してればいいのですが。。。
現実には、「世の中はいい人だらけだから警備員はいらない」というスーパーがあったとしても、実際には何かトラブルがあったり、万引きがあったり、駐車場の交通整理が必要だったりして、「警備員さん」を雇わざるを得ないでしょう?国も同じです。現実に日本人を拉致していく北朝鮮のような国があったり、本来日本の領土として1905年にきちんと国際的に当時の日本政府が意志表示してるにも関わらず、1952年韓国の李政権が「自分の国のものだ」と言い出し、両国で話し合いの末「共同管理」することに決まったにも関わらず、勝手に竹島を要塞化して日本漁船を締め出す。というほとんど「泥棒」みたいなことをする国があるのが実情です。早いうちにきちんと、外交・防衛という形で対応してれば変にこじれなかったと思います。
「スイス」が「永世中立国」なのは有名ですが、軍隊が無い訳ではありません。それどころか「民兵組織」になっていて、子供から老人まで定期的に軍事訓練が義務づけられ、全身ハリネズミのように防衛しています。つまり国の安全はただでは買えないのです

★パックス・アメリカーナという野望★

アメリカの新保守派(ネオコン・ブッシュとか)などの考え方で、「アメリカが世界を支配することで、アメリカ流の民主主義を押し付け、世界を安定させる」というものです。いわば、「アメリカ幕府」が全世界を支配しようというものですが、おいらは「アメリカ流民主主義」もけっして上手くいってるとは言い切れないし、「どんな形の民主主義を作るかは、その国の人々の自由だ」と思います。
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