★厚生労働省発表・非加熱フィブリノゲン製剤使用医療機関リスト★
このリストは厚生労働省が平成19年11月1日現在、三菱ウエルファーマ社(現田辺三菱製薬)の納入先リストを元に全国の医療機関にアンケート調査をした結果のリストです。なお、同社のフィブリノゲン製剤納入リストは昭和55年からしか存在しないため、昭和55年以前に手術・出産・大怪我の治療などをした記憶のある方は、お近くの保健所でC型肝炎検査を受けることをお勧めします!
検診名 |
保健所における特定感染症検査事業 |
対象者 |
希望者(過去に肝炎検査を受けた者を除く) |
受診機関 |
保健所(自治体によっては指定医療機関も可) |
実施主体 |
都道府県、保健所のある市、特別区 |
自己負担 |
保健所は無料(一部の自治体では自己負担あり) |
問合せ先 |
居住する地域の保健所 |
所在地不明の医療機関 フィブリノゲンを納入した医療機関以外の2次問屋
★フィブリノゲンは主に血止めとして使われました。よって、いわゆる「大手術」では無くても大出血するような病気や怪我をして治療を受けた人、がん、その他の病気で「血が止まりにくかった人」、血管や内臓などの縫合をする時にのり状に加工した「フィブリノゲンのり」(身体の組織の接着剤として使われた・合成の接着剤よりも人間の血液から作られた「フィブリノゲンのり」の方が治りが早かったため)を医師が使用していたケースもあります。1994年(平成6年)以前に「フィブリノゲン」が使われた場合は「非加熱製剤」(肝炎ウイスルなどを消毒するために加熱処理をしていなかった)である可能性が高いです!
★このリストは旧ミドリ十字の業務を引き継いだ三菱田辺製薬で把握しているリストが元になっています。よって、医薬品問屋が同社から仕入れて他の問屋→医療機関に流れた分は不明です。少しでも「疑わしい」と思ったら、保健所で検査を受けましょう!C型肝炎はB型肝炎などと異なり、ゆっくりと病気が進行します。(10年〜20年くらい経ってから肝硬変が悪化することも)早めに検査で発見することが重要です!おいらの親父も1987年に大腸ガンの手術をした時の輸血の血液にC型肝炎ウイルスが入っていて(当時はC型は医者にも知られていなかった)2001年肝硬変で他界しました(;;)
★各県の一覧表中「カルテの欄」に△印のあるものは、医療機関で平成6年以前のカルテ等の一部でも保管されているものです。(基本的にはカルテの保存期間は5年なのでリストに載っている医療機関に問い合わせても、個別の患者のカルテは保存されていない可能性が高い)