「気候変動による深層循環の衰退 Nature Climate Change
2014年3月3日
Climate change weakens deep ocean circulation
南大洋の外洋で表層から深層まで達する深い鉛直対流は気候変動によって衰退し、おそらくは停止するという予測を示した論文が、今週のオンライン版に掲載される。これが事実であれば、地球規模の鉛直循環だけでなく海洋における熱と炭素の貯蔵にも寄与している底層水の形成に、大きな影響を与えていることになる。
今回、Casimir de Lavergneたちは観察結果とモデルシミュレーションを分析し、南大洋での深い対流の変化を調べた。南大洋では、ウェッデル海とロス海の海流系が主な外洋対流域となっている。その結果、1950年代以降は海洋表層の淡水化によって塩分成層が拡大し、これが深部での混合を阻害していることが判明した。Lavergneたちは、産業革命以前の条件下で大規模な対流が起きていたことを示す25の気候モデルでは、高排出シナリオでは1900〜2100年に対流の強さが低下することが明らかになったと指摘している。そのうち7つのモデルでは、深層循環が2030年までに完全に停止した。
この新知見は、過去においては深い対流がもっと活発だったが、気候変動によって衰退し、今後も衰退し続けることを示唆している。」
さて、最近はどうも日本国民の知的水準の劣化をひしひしと感じている、おいらですが、上の論文の抄訳が意味しているのは、SF映画「ザ・デイアフター・トゥモロー」に描かれた”温暖化の果てに南極からの海流の流れが変わって、陸地が冷えて氷河期(氷期)がやってくる”可能性がかなりある。ということを意味しています。
それも、そんなに遠い未来ではなく、2030年頃から、つまり今から約15年後くらいから。という事です。この考え方の元になったのは米国・国防総省が発表した研究論文がきっかけでした。
この”2030年問題”に関しては米国大統領府も強い関心を持っています。おいらはいつ調べられたのかは分かりませんが、OCNとYAHOOのメアドを米側が調べたらしく、数年前から双方に「米国大統領府からのメッセージ」がメールで届くようになりました。
以下はその件に関する2通のメールです。当然に地球が寒冷化すれば燃料・食糧が国際的な奪い合いになり、世界的な大戦争を誘発しかねないということが懸念されるからです。
2014年6月7日付けメール

2014年8月5日付けメール>

「こんなものは信じられない」という方は否定できるだけの科学的根拠と知見・データーをご自分でお調べください。最近、おかしな在日コリアンの口車に乗せられて、おいらが言うことに反対するくせに、その根拠をきちんと示せない連中が増えているような?